KYOKUTO ブログ
極東製薬工業(株)公式ブログです。
「細胞培養特別講義」では、日本の医学、バイオロジーを牽引する先生方からご寄稿いただいた細胞培養に関連した研究エピソードをご紹介いたします。また当社製品の「技術情報」や、「展示会出展情報」など様々な情報をお届けします。
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【講師紹介】東京女子医科大学 松浦 勝久 先生
【お名前】
松浦 勝久 先生【ご所属】
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東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 准教授
松浦先生は、循環器内科学、再生医学をご専門とされ、ヒトiPS細胞の大量培養技術開発を基盤に、組織工学を用いた再生医療開発、疾患・創薬研究をされております。
第3回 KYOKUTO Cell Culture セミナーでは、セミナーでは、松浦先生が取り組まれておりますiPS細胞大量培養技術開発と心筋組織工学に関する内容をご講演いただきます。 -
【講師紹介】兵庫医科大学 山原 研一 先生
【お名前】
山原 研一 先生【ご所属】
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兵庫医科大学 先端医学研究所 分子細胞治療部門 部門長・准教授
兵庫医科大学病院 輸血・細胞治療センター 准教授
大阪大学大学院医学系研究科 組織再生デザイン学共同研究講座 特任教授
山原先生は、再生医療・細胞治療を専門とされ、胎児付属物やさい帯血由来の間葉系幹細胞を用いた新たな細胞治療法のご研究をされております。急性GVHDやクローン病などの難治性疾患に対する医師主導治験を立ち上げ、早期の再生医療等製品化を目指すなど再生医療の前線で活動されております。 -
【講師紹介】虎の門病院 牧野 茂義 先生
【御名前】
牧野 茂義 先生
【御所属】
国家公務員共済組合連合会 虎の門病院輸血部 部長
牧野先生は、造血幹細胞移植における細胞の採取や保存方法などの血液内科での研究をはじめ、自己フィブリン糊の研究など輸血医学にかかわる臨床研究など幅広くご活躍され、日本の輸血医療を牽引されております。
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KYOKUTO Cell Culture セミナー 2021では、造血幹細胞の保存に関して、CP-1®がどのように開発され、現在どのように使用されているのか、また今後の再生医療に求めれるものといった内容を、造血幹細胞移植という観点よりご発表いただきました。 -
【講師紹介】東京大学 竹内 昌治 先生
【御名前】
竹内 昌治 先生
【御所属】
東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 教授
東京大学・生産技術研究所 教授(兼務)竹内先生は、東京大学大学院 情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 教授 兼 東京大学・生産技術研究所 教授として、バイオハイブリッド(生物と機械との融合)のご研究をされています。
竹内先生のご研究は、「培養肉」「セルファイバー」「人工筋肉とロボットの融合」など多岐に渡り、数多くの新聞やテレビなどで紹介されております。
当ブログでは初の試みであるインタビュー形式にて、竹内先生の幼少期から、研究室を決める際の猛アピール、自身のご研究で最も面白いと感じたこと、これからの展望などについて、とても興味深いエピソードを頂戴いたしました。
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【講師紹介】国立国際医療研究センター研究所 大河内仁志先生
【御名前】
大河内 仁志 先生【御所属】
国立国際医療研究センター研究所
細胞組織再生医学研究部 部長大河内先生は、国立国際医療研究センター研究所・細胞組織再生医学研究部の部長として、「iPS細胞からの膵島細胞の誘導と機能解析」や「毛乳頭細胞の性状解析」といったテーマでご研究をされています。
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【講師紹介】物質・材料研究機構 谷口彰良先生
【御名前】
谷口彰良 先生
【御所属】
物質・材料研究機構 グループリーダー
早稲田大学理工学術院 教授
谷口先生は、国立研究開発法人物質・材料研究機構でグループリーダーとして、「細胞と材料の相互作用」について分子生物学的視点から長くご研究されております。細胞を体外で培養するためには、細胞を支える材料(足場)が必須ですが、先生の研究室では、主に細胞と材料がどのように相互作用を起こすのか?生体を模倣するためにはどのような材料が必要なのか?といったテーマを扱われています。特に最近では、ナノ構造と病態の関係性をナノパターン足場材料を用いて体外で模倣し、病態の解明、創薬支援を目指されております。
当ブログの講義では、「細胞との出会い」から「恩師との出会い」「先輩との出会い」といったテーマでご執筆いただきました。
【ご経歴】
1984年 東邦大学薬学部 薬学研究科 修了
1984年 極東製薬工業株式会社
1992年 東邦大学薬学部 助手
2002年 東邦大学薬学部 助教授
2002年 現職
2007年 筑波大学連携大学院 教授
2008年 早稲田大学-NIMS連係大学院 客員教授
2010年 東京農工大学大学院 客員教授
2015年 早稲田大学 教授
現在に至る【主な研究テーマ】
ナノ構造と細胞の相互作用
【当ブログ 寄稿記事一覧】 -
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【講師紹介】東京女子医科大学 菊池賢先生
【御名前】
菊池 賢 先生【御所属】
東京女子医科大学 感染症科教授菊池賢先生は、東京女子医科大学感染症科教授であり、臨床の現場で感染症に向き合いながら、感染症そのものの基礎から診断、治療にいたるまで幅広く研究をおこなっていらっしゃいます。当ブログでは、先生のこれまでの研究内容を研究に対する考え方を交えてご紹介いただきました。
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【講師紹介】東京医科歯科大学 中村哲也先生
【御名前】
中村 哲也 先生【御所属】
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東京医科歯科大学 医歯学総合研究科
消化管先端治療学講座 教授
中村哲也先生は、東京医科歯科大学消化管先端治療学講座の教授であり、小腸や大腸に存在する「上皮幹細胞」を利用した再生医療への取り組みで注目されていらっしゃいます。中村先生のグループは、体外で増やした腸上皮幹細胞を腸組織へ移植するマウス実験に世界で初めて成功し、その研究成果は国際科学誌 Nature Medicine、Cell Stem Cell、Genes & Development などで発表されています。当ブログの講義では、先生から腸上皮研究における全体的な研究動向をご紹介いただきました。 -
【講師紹介】順天堂大学 奥村康先生
奥村先生は1973年に千葉大学大学院医学研究科博士課程を終了され、同年に米国国立衛生研究所(NIH)リサーチアソシエイト、翌年からスタンフォード大学遺伝学教室リサーチフェローとして4年間研究に従事されました。その後、東京大学医学部血清学教室で教歴を積まれ、1984年に順天堂大学医学部免疫学講座教授に就任されました。さらに1990年には日本免疫学会会長、2000年に順天堂大学医学部部長、2008年に順天堂大学大学院医学研究科アトピー疾患研究センター長を歴任されました。
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先生は、サプレッサーT細胞の研究、アポトーシス関連分子群の解明と様々な研究をされており、ベルツ賞、高松宮賞、安田医学奨励賞、ISI引用最高栄誉賞、日本医師会医学賞などを受賞された免疫学の国際的権威でいらっしゃいます。