研究開発

研究開発部門の概要

当社の研究開発部門は、茨城県高萩市にある高萩工場と隣接しております。研究開発部門は、製品開発部、研究部、抗体事業推進部、細胞事業推進部の4部体制で運営を行っており、各部は、それぞれ産官学との連携を図り、先進的な技術開発も進めています。
製品開発部では、以前より、微生物試験に力を入れ、多くの微生物検出用の培地を開発してきました。主に臨床領域および非臨床領域の試験用に、生培地、粉末培地、顆粒培地を提供しています。また、感染症関連領域を中心に免疫診断薬の開発にも注力しています。
近年では、真核細胞培養培地などの新製品の研究開発も進めています。再生医療や物質生産などの分野を中心に、基礎研究や産業分野への応用を視野に入れた研究開発を行い、一部の製薬分野で重要な原料を生産しています。
 
研究部及び抗体事業推進部では、研究用抗体の製品化、及び米国Abwiz社との提携による、ウサギモノクローナル抗体の製品化、診断薬に用いる抗体の開発などを中心に多岐にわたる研究を行っております。

細胞事業推進部では、産業営業部、製造部と協力して、顧客から依頼を受けた、特注培地の速やかな供給を行うことと、製品開発部で開発した培地の販売に向けた製造体制の構築などを行っています。
 
この3部が協力して、存在感のある診断薬メーカーを目指し、自社の事業展開を行うとともに、特定のコミットされた分野における様々な企業や学術機関との研究協力も行っていきます。
今後、微生物学、免疫学、細胞生物学の技術を融合させ、独自の製品ラインの刷新を図っていきます。

研究開発の詳細

1. 微生物検査分野の製品開発

  1. 臨床検査用染色液の製品開発
  2. 臨床検査用培地の改良・開発
  3. 臨床検査用薬剤感受性試験用試薬の製品開発
  4. 食品検査用培地の製品開発
  5. 環境検査用培地の製品開発

2. 臨床化学・免疫診断分野の製品開発

  1. 感染症領域におけるラテックス凝集反応による製品開発
  2. 各種免疫クロマトグラフィーシステムに代表される迅速検査フォーマットの検出技術の開発とPOCT分野、特に感染症領域での適用項目の拡大
  3. 感染症以外の免疫診断検査項目の拡充

3. 細胞生物学の科学的研究と工業的細胞培養技術の開発

  1. 再生医療用細胞培養培地の開発
  2. 細胞培養培地のカスタマイズ開発