【講師紹介】順天堂大学 奥村康先生

奥村先生は1973年に千葉大学大学院医学研究科博士課程を終了され、同年に米国国立衛生研究所(NIH)リサーチアソシエイト、翌年からスタンフォード大学遺伝学教室リサーチフェローとして4年間研究に従事されました。その後、東京大学医学部血清学教室で教歴を積まれ、1984年に順天堂大学医学部免疫学講座教授に就任されました。さらに1990年には日本免疫学会会長、2000年に順天堂大学医学部部長、2008年に順天堂大学大学院医学研究科アトピー疾患研究センター長を歴任されました。
 先生は、サプレッサーT細胞の研究、アポトーシス関連分子群の解明と様々な研究をされており、ベルツ賞、高松宮賞、安田医学奨励賞、ISI引用最高栄誉賞、日本医師会医学賞などを受賞された免疫学の国際的権威でいらっしゃいます。

【御名前】
奥村 康先生

【御所属】
順天堂大学医学部、順天堂大学院医学研究科 特任教授・名誉教授

【ご経歴】
1969年 千葉大学医学部 卒業
1973年 千葉大学大学院医学研究科 終了(医学博士)
1973年 千葉大学医学部病理学教室助手
1973年 米国国立衛生研究所(NIH)リサーチアソシエイト
1974年 スタンフォード大学遺伝学教室リサーチフェロー
1978年 東京大学医学部血清学教室助手
1980年 東京大学医学部血清学教室講師
1984年 順天堂大学医学部免疫学講座教授
1990年 日本免疫学会会長
2000年 順天堂大学医学部長
2008年 順天堂大学大学院医学研究科アトピー疾患研究センター長
2012年 現職

【研究テーマ】
1969-1973年 サプレッサーT細胞の研究
1973-1978年 ヘルパー、サプレッサー、キラーT細胞の特異遺伝子の解析
1978-1984年 サプレッサー、NK、Ly-1 B細胞の分化と活性制御の研究
1984年-   細胞傷害機序、リンパ球機能分子の研究、パーフォリン遺伝子、B70, CD86遺伝子の発とその調整機序の解明、アポトーシス関連分子群の解明

【受賞歴】
ベルツ賞、高松宮賞、安田医学賞、ISI引用最高栄誉賞、日本医師会医学賞
Highly influential researcher (1996-2011) E.J.C.I

【当ブログ 寄稿記事一覧】
第1回:Rosewell Park Memorial Institute (RPMI) を訪れて
第3回:モノクローナル抗体の出現(1/2)
第4回:フローサイトメーターとの出会い
第5回:NK細胞の発見(1/2)
第6回:NK細胞の発見(2/2)
第7回:心の動きと免疫

今後読みたい内容等ありましたら、以下のお問合せより、ご意見・ご要望いただけましたら幸いです。

フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。

恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。