新しい技術資料のご案内 ~CP-1® High Grade(凍結処理速度について)~
一度に大量の細胞を凍結保存する際は、時間や手間がかかる作業に課題が多いですよね。そこで、今回は凍結処理速度が異なる条件にてヒトiPS細胞をCP-1® High Gradeで凍結保存した検討結果をご紹介します。
これまでに当社が紹介したCP-1® High Gradeを用いたhiPSCの凍結保存方法(実施例Ⅵ)では、凍結処理容器を使用し、-1℃/minに近い冷却速度での凍結保存を推奨していました。しかしながら、一度に大量の細胞を凍結保存する際は凍結処理容器が不足すること、容器に入れる作業に手間がかかることなどの課題があり、操作性の向上が求められていました。
そこで、凍結処理速度が異なる条件にてhiPSCの凍結保存を行い、凍結解凍後の生細胞数比と接着率を確認しました。その結果、CP-1® High Gradeは凍結処理容器を使用しない条件(冷却速度を管理しない状態)にてhiPSCを凍結保存可能であることが確認できました。
検討方法や結果につきましては、下記より資料をダウンロードの上、ご確認いただければ幸いです。
~ CP-1® High Grade 技術資料 ~
ヒトiPS細胞の凍結保存(凍結処理速度の違いによる生細胞数比と接着率の比較)
本資料の内容は、大阪大学大学院工学研究科 紀ノ岡研究室(福守先生ら)において取得いただいたデータをもとに作成しております。

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