【学会報告】「ヒトiPS細胞大量凍結技術の開発」~CP-1® High Gradeを用いて~

第21回 日本再生医療学会総会(2022年3月開催)にて東京女子医科大学 先端生命医科研究所の松浦勝久先生が「ヒトiPS細胞大量凍結技術の開発」というテーマで口頭発表されました。ショートプレゼンテーション:SP-08-10(当社との共同開発)

再生医療の実用化段階においては、製造後の大量の細胞を凍結保存する必要があります。しかしながら、ストック作製に要する時間が長くなり、細胞の品質低下に繋がる可能性があります。また、解凍時も多くのバイアルを解凍する必要があるため、操作が煩雑になってしまいます。

そこで松浦先生らは、弊社 細胞凍害保護液であるCP-1® High Gradeを使用し、高密度条件下にて細胞を凍結することで、凍結作業時間の短縮および解凍時の作業効率の向上に繋がるかを検討され、その結果を報告しております。

本検討の詳細につきましては、改めて資料等でご案内いたします。


弊社は2019年11月より、東京女子医科大学 先端生命医科学研究所と、ヒト多能性幹細胞の 3 次元培養に関する共同研究契約を締結しております。本研究では、東京女子医科大学 同研究所 松浦 勝久 准教授らが開発した 3 次元大量培養システムと弊社が保有する細胞培養および凍結保存技術を利用して、臨床応用を目的とした大量培養用培地および凍結保存液の共同開発を行っております。
共同研究に関するニュースリリースはこちら


ご要望・ご不明点がありましたらお気軽にご連絡ください。

本ブログに関するご質問やご興味のある製品等がありましたら、以下のお問合せよりご連絡いただけましたら幸いです。

フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。

恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。